2016年9月13日 更新

【Python講座2】リストとインデックス

今日はリストのようなデータ構造とそれを扱うインデックスについて紹介していきます。Pythonのチュートリアルは「3.1.4リスト」から見ていきます。

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何故リストやインデックスが必要なのか?

リスト、インデックスは、プログラミングをやっていなくても聞いたことがある人は多いと思います。

例えば、データには色々な形があります。Wordのような文書データや、写真のような画像データなどデータには様々なあります。こうしたデータに対して、「この場所を変えたい」と思ったら、どの場所のことかを示さないといけない。

そこで、データのどこそこ、データのこれこれ、というものを客観的な形で示せるようにする。それがインデックスやリストなんです。それは付箋のようなものですね。
 (288)

インデックス

インデックスとは何でしょうか?SEOのサイトにこんな風に書かれていました。
インデックス(index)とは非常に様々なシーンで用いられる用語で、それぞれ異なる意味で使われます。本来インデックスとは「索引」「見出し」などの意味をもつ言葉で、データベースに関わるシーンで用いられる際には、格納されたデータをより早く検索したり抽出できるように作られる索引データのことを言います。
via SEO HACKS
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これをプログラムに用いると、例えば、文字列の後ろに順序が分かる「索引」を添えることで、文字列の中のどの場所なのかを調べることが出来ます。

上記のように、こんな風に文字列は添字表記することができます。これがインデックスです。

Pythonプログラムのインデックスでは文字列[0番目からの順番]という形で表記します。

例えば、HelpAというwordの5番目を取り出したい時、どうすればよいでしょう?答えはword[4]です。

何故0番目から数えるのでしょうか?それは、正確に言うと文字の順番ではなく、文字列の間を順番に数えているからです。左端は1番目の文字より前にあるので、0番目にあたります。
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前から0番目にあたるのがH、逆に後ろから数えて5番目にあたるのもHという訳です。
上の法則を辿ると、word[-4]は後ろから-4となるので、eになります。

また、一番後ろはword[-0]でなく、word[-1]になります。切れ目0が一番左はじ。
一番後ろは切れ目が-1になります。概念が独特ですが、まずはそういうことだと理解してみて下さい。
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試しにターミナルで、叩いてみて下さい。こんな風になります。
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また、文字数以上の値を参照しようとするとエラーになります。

因みに、
word =raw_input(“”)とターミナルで打ってみて下さい。
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