概要
今回はImage JのProcessメニューの続きで、Filtersを主に見て行きたいと思います。
例えば、一つの階調で全ての見たいものを見ることが出来ないことありませんか?
そこで、画像処理を行い、不要な周波数を除去して、近い輝度で集めるとよいのかも知れません。
そこで、画像処理を行い、不要な周波数を除去して、近い輝度で集めるとよいのかも知れません。
カーネルとは、畳み込みの範囲のこと。カーネルの中でどんな処理を行うのかについては様々な種類があり、
正規分布に体する重みづけをするガウシアンフィルタ(ガウシアンブラー)・中央値をもとにするメディアンフィルタなどがあります。
これらのフィルターについて見て行きましょう。今回は、Image Jのサンプルの顕微鏡画像を使って処理を行ってみたいと思います。
正規分布に体する重みづけをするガウシアンフィルタ(ガウシアンブラー)・中央値をもとにするメディアンフィルタなどがあります。
これらのフィルターについて見て行きましょう。今回は、Image Jのサンプルの顕微鏡画像を使って処理を行ってみたいと思います。
Process->Filtersから様々なフィルタを呼び出すことが出来ます。
一番上のConvolveとは回りのピクセルを「畳み込んで」画像に反映させることです。畳み込む回りのピクセルのことをカーネルと呼びます。このConvolveでは、どんな風にフィルタ処理をかけるか、マニュアルで編集することが出来ます。
画像処理と言えば、Smooth(画像をぼやけさせる),Sharpen(画像のきれを上げる),Find Edges(エッジ抽出)などがありましたね。より細かい処理を行う為にフィルタを使います。
Medianフィルタ
ごま塩ノイズのアーチファクトを軽減する為に用いられます。ごま塩ノイズというのは以下のような紙ヤスリのようなざらざらしたノイズのことです。これを直すにはMedianフィルタが最適です。