2016年9月13日 更新

画像解析入門①:画像解析の基礎知識

主に教材としている資料は、第186回農林交流センターワークショップで用いられた「 植物科学・作物育種におけるフェノーム解析- はじめて画像解析を行う研究者のための入門実習 - 」というスライド資料をもとに見ていきます。

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③サチる!(コントラストを変えてみよう)

サチるまで見てみよう!「サチる」のサチはsaturation(輝度飽和)から来ています。

カメラにおける saturation と、コントラスト補正によって「この辺りがサチっちしまう」という時の saturation は、もとは装置が持つ検出範囲を超えて光が入ってしまい、装置の側の上限を超えてしまったことを意味します。

カメラや撮像装置が検出する光はカメラが持っている半導体素子の性能によるのですが、ある一定レベルまで光が入るとそれ以上の光を検出出来なくなり、輝度が飽和してしまいます。(つまり真っ白になるわけです)

つまり、画面が真っ白になるまで画像を変化させてみることを「サチる」と考えても構わないと思います。
Image Jを見てみると、メニューバーからImage->Adjust->Bright&Contrastを選択すると以下のように赤い四角で囲ったウィンドウが表示されます。
 (131)

この最小値〜最大値を変更すると、0~255のコントラストスケールの中に入る範囲を変えることが出来ます。
因みに、医療現場の画像でも似たようなコントラスト処理をよく行っています。。病院のX線画像も今はほぼデジタルが主流です。CT画像の場合はやや特殊で、-1000~+1000の各組織のX線減弱の値(CT値)を0~255の8bitの画像に変換します。Window/Levelがそれにあたります)

さて、いかがだったでしょうか?Windowsだとペイントであったり、Macだとプレビューの編集であったり、色々な編集の方法がありますが、まずは色々試してみて下さいね!
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