Process->Filters->Medianを選んで、フィルタ処理をかけると右画像のようになります。ちょっと細かいところがぼやけますが、だいたいの情報が残っているのが分かると思います。
中央値を基準にしてpixelを設定し直すと、輝度的に外れ値である白と黒のごま塩ノイズをフィルタリングしてくれます。かかっているノイズがきれいに消えるのです。固定ノイズやごま塩ノイズのように極端にコントラストのついたノイズを消すのであれば、Medianフィルタを使うとちょうどよいです。
Analyze->Plot Profileをすると、細かい輝度のギザギザが滑らかになっているのが分かると思います。
これが、平均化フィルタだと、元々の情報がノイズに引っ張られて、画像がぼやけてしまいます。これだと元の情報から外れてしまいますね。
これが、平均化フィルタだと、元々の情報がノイズに引っ張られて、画像がぼやけてしまいます。これだと元の情報から外れてしまいますね。
ガウシアンフィルタ
平均化フィルタと一緒によく用いられます。自分と近しいフィルタは自分と近しい値をとるに違いないという仮定の下に考えます。画素の空間的配置を考慮して,対象画素に近い画素 に大きな重みを,対象画素から遠い画素には小さい重みを付けた加重平均を取ります。
Add noise処理を行った画像
Add Noiseを行った画像はこのガウシアンによって綺麗な画像に処理することが出来ます。ちょっと見たい絵と関係無いざらざらしたノイズがあるなーと思ったらガウシアンフィルタを使うとよいです。
ノイズ画像(左)とガウシアンフィルタ処理後の画像(右)
元画像(左)とガウシアンフィルタ処理後の画像(右)