2016年10月2日 更新

Juliaで学ぶ画像処理〜cifar-datasetsでニューラルネットワークpart2〜

今回は前回のcifar-datasetsで作った識別器を使って、画像の分類をする方法についてご紹介します。

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お!やっと画像が見えてきました。しかし、これは何の絵なのか・・・、わからないですよね。
この絵、上下左右が反転しているようなのです。これも元どおりにしてあげましょう。
結果的に画像を見るためのコードは以下になります。
 (2334)

出力結果。どうやら車みたいです。

出力結果。どうやら車みたいです。

3. 識別器を使って識別

さて、これからは本題である識別をやっていきます。

前回のネットワークの学習により、"snapshots-070000.jld"なるファイルが作られています。これを用いて識別していきます。

以下のコードを実行することにより、識別が行われます。このコードは前回の手書き文字認識のコードを参考にしました。
 (2338)

実行結果。これは誤識別しています。

実行結果。これは誤識別しています。

他の例についてもやってみました。これは正解してますね。
 (2341)

今回の記事では前回作ったネットワークを用いて画像の識別を行ってみました。

画像を機械が分類してくれるのは見てて楽しいですね。

これからも機械学習の記事を書いていきます。
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