このアプリがユニークな点は、Augmented Reality(AR:拡張現実)という技術を用いて、小説のような物語性を感じさせる点だ。
バージョン1.0は、様々な物に自分の記憶を宿すことができる機能「物に記憶」をはじめ、非売品の缶バッジやマーカーにかざすとビームが出る「缶バッジと衝突判定」や、プログラムが顔と認識すると目からビームを出すことができる「視線のレイザー・ビーム」など5つの機能が搭載されている。
バージョン1.0は、様々な物に自分の記憶を宿すことができる機能「物に記憶」をはじめ、非売品の缶バッジやマーカーにかざすとビームが出る「缶バッジと衝突判定」や、プログラムが顔と認識すると目からビームを出すことができる「視線のレイザー・ビーム」など5つの機能が搭載されている。
バージョン2.0では、伊坂幸太郎氏の短編小説「三人の男が猪苗代湖で会う話」と連動した機能「グライダー」が追加された。冊子の中にあるマーカーにかざすと何かが見えると言う。
ここで、「物に記憶する」機能について紹介する。例えば、コインにカメラをかざす。
すると、指定した範囲がマーカーとなり、マーカーに紐づける動画を選択する画面に移る。この際、6秒動画を撮影するか、カメラロールから既に撮影した動画を選択することが出来る。
動画を選択すると、一定時間後に元の画面に表示が戻る。再度、コインにカメラを向けると、動画が表示される仕組みだ。
川田氏は、演劇「パターン2」の中で、ARを用いて物にストーリーを宿した郵便配達サービスが行われている近未来の場面を描いていた。新しい技術を用いた遊び心のあるアプリケーションは、少しずつファンを増やしていくに違いない。
<参考URL>
AR三兄弟の「発明」を続々配信、無料アプリ『連続デブ小説「AR三兄弟」』
AR三兄弟(App Store)
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