2017年11月16日 更新

CTの原理①~ラドン変換~

CTの原理に関して詳しく説明します. 今回はRadon変換についてです.

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theta = 0:10:170; %% 投影する角度の設定
[R,xp] = radon(P,theta);
radon.mat
表示してみます.
figure, imagesc(theta,xp,R);
colormap(hot);
colorbar
xlabel('\theta');
ylabel('x\prime');
plot.mat
 (4387)

様々な方向からの投影が得られたと思います.
プロットしてみるとなかなか面白いですね!

4. 再構成方法

さて,Radon変換によって投影が得られました. では,投影からどうやって元の画像を復元するのでしょうか?

主に以下のような手法があります.

投影切断面定理を用いる方法

スパースモデリング

スパースモデリングは近年急速に流行っている手法なので,聞いたことがあるかもしれません. これらに関しては次の記事で説明していこうと思います.

参考文献

24 件

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