2016年9月15日 更新

Googleマップに直接画像を投稿するSNSサービスがテスト中

レストランなどで食べ物の写真を撮るという行為自体は、廃れるどころかますます一般的になりつつあるようだ。SNSで食べ物の投稿を見ない日は無いだろう。そこで、Googleはこの写真投稿の流行を積極的に活用していくために、Googleマップと連携させることを考えついたらしい。Googleマップに写真を直接にアップロードしてもらって、見る人と共有しようという仕組みだ。

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食べ物写真をGoogleマップに投稿できるようにした。9to5Googleによれば、以前GoogleはTablescapeというサービスを展開していたが、このサービスも、まずはGoogleのLocal Guidesプログラムに参加している人に対して提供されることになった。
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このプログラムはレストランやバーなどの商業施設について優れたレビューを書いた人にさまざまな特典を付与してて報いるためのものだそうだ。積極的に写真やレビューを投稿することで、サービスが盛り上がれば、特別なパーティーに参加出来たり、クーポンが提供されたりする。既に、Yelpが、特定の地域で投稿したロイヤルカスタマーに「tastemaker」の称号を与えて、限定パーティーやイベントに招待する特典プログラム('Yelp Elite')を始めているが、今後競合になっていくだろう。
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(出典:Google)
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(出典:Google Blog)
GoogleはGoogle Photoという画像検索を高精度で行えるサービスを既に展開しているが、写真データを位置情報と顧客のニーズに連動させることで、誰がどんな食べ物に興味があるかがより詳細に分かるようになるだろう。

この点では、先日紹介した「Brand Pit」などとも相性が良いかも知れない。

因みにGoogle Blogでは、Google Mapと画像サービスの展開が数多く紹介されていて、興味深い。

<参考URL>
Google ローカルガイド プログラム
Google、Googleマップに食べ物写真を直接アップロードする機能をテスト運用中(TechCruhch 2015/8/25)
Google、Googleマップ上に過去の訪問地履歴を表示する機能を公開(Googleはなんでも知っている!)(TechCrunch 2015/7/22)
Your Timeline: Revisiting the world that you’ve explored(Google Blog)
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エルピクセル編集部 エルピクセル編集部