2016年9月14日 更新

Googleが画像認識技術を用いた画像ストレージサービスを開始

米Googleは現地時間2015年5月28日、無料の画像管理サービス「Google Photos」を発表した。Android版、iOS版、Web版の提供を開始する。

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Photosは、所有する様々なデバイスの写真や動画を自動的にバックアップおよび同期し、あらゆるデバイスから閲覧できる。一般的な印刷や共有には十分とする最大1600万画素の写真、1080p HDの動画を無制限で保存することが出来る。

1600万画素は4000×4000というマトリクスサイズであり、デジタルカメラで撮影したややサイズが大きめの画像もストックすることが出来る。

これまでスマートフォンで撮影した画像は一度撮ると、その後振り返ることはなかなか無い。自分で名前をつけていちいち何千枚もの写真をフォルダ分けするのも手間がかかる。

しかし、この画像管理サービスでは、過去に撮影した画像を無尽蔵にストック出来る上に、探したいものを文字入力すれば勝手にストレージから探してきてくれる。

例えば、漫画で検索すると、漫画の画像だけが表示される。
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他にも、昔撮った子供の写真が時系列で表示されたり、過去に撮ったことがある写真を見つけ出すことが出来る。

かなり凄いサービスだ。現在はiCloudやflickrなどのサービスが先行しているが、今後駆逐されてしまうかも知れない。

<参考資料>
Google Photo
Google Photoハンズオン:怖いくらい賢い(Gigazine)
Googleの無料画像管理サービス「Photos」、最大1600万画素の写真を無制限で保存(ITPro)
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