ImageJインストール(Mac)#ImageJの初心者から中級者まで#

ImageJのインストールの仕方についてまとめました! 「ImageJってなに?」から「ImageJって面白い!!」へ!

目次

1. ImageJ とは

ImageJは画像解析を行う上で非常に便利なツールです.
公式ドキュメントには,以下のように書いてあります.
ImageJ では、ユーザーが決めた選択範囲に対して、その面積やピクセル値(輝度値)に関する統計量を算出できる。距離や角度も計算できる。輝度分布のヒストグラム(度数分布)や2点間の輝度変化の様子を示す「ラインプロファイル」プロットを作成できる。また、一般的な画像処理機能、たとえば、コントラスト調節やシャープ、スムージング、輪郭の検出、メディアン(中央値)などのフィルタ処理も行うことができる。

画像の拡大縮小、回転、反転といった幾何学的な変換も行える。表示は、32倍表示から1/32表示までのズームが可能。どの倍率で表示していても、すべての解析、処理機能が使える。コンピュータのメモリ領域が利用できる限り画像(ウィンドウ)を何枚でも同時に開いておくことができる。

ミリメートルなど現実の単位を使って計測ができるように、長さのキャリブレーションが可能。また、濃度(輝度)のキャリブレーションも可能。
ImageJでは,粒子の数のカウントから画像の拡大縮小,高度になればプログラミング的な処理(Macroと呼ばれるものとか)や高速フーリエ変換を用いたバンドパスフィルタなど,様々なことができます!今回は,ImageJを使うためのまずはじめのスタートとしてImageJのインストール方法について記録します.

(補足)ImageJ でできること

2. Image Jのインストール方法

ここではImageJのインストール方法について説明していきます.
まずは以下のリンクからImageJの公式ページのほうにアクセスしてください.

https://imagej.nih.gov/ij/

次にDownload Mac OS X をクリックします.Windowsを使っている人はDownload Windowsをクリックしてください.

すると以下のようにインストールされたと思います!

これでインストール完了です!簡単ですよね!
これをドラッグ&ドロップでMacのアプリケーションの中に入れれば,いつでも使うことができます!

3. ImageJ を使ってみる

ためしに何かを動かしてみましょう!
ImageJをダブルクリックで起動してみてください!

このようなタブが出てきたと思います.これに画像をドラッグ&ドロップしてみましょう!

以下のようになりました!

試しに2値化してみましょう!上のタブのImage -> Type -> 8bit を押してみてください.

こうすると....

このようなことがすぐできます!
他にもできることは山ほどあるので,LP-techの他のライターの記事をご覧ください!

4. 最後に

LP-techでは,ライターの方を募集しています.
現在,インターン生(学生含む)が6名で,最先端の研究をしている研究者に直接指導を受けながら,
ImageJを使った画像解析,pythonでのDeepLearningなどの勉強をしています.
興味のある方はぜひ一緒にやってみませんか?