先日MITの学生と会う機会があり、海外ではどのようなプログラミング言語を用いてるのか聞いてみたところ、「Matlabは使ってないよ。今の流行りはJuliaだ!」と言われました。そこでJuliaというプログラミング言語を使って画像処理をやってみようと思いまして、今回の記事を書きます。
1. Juliaとは
Juliaについては以下のように述べられています。
Julia(ジュリア)は、 一般的なプログラミングから高水準の科学計算処理まで対処するよう設計された高水準言語及び動的プログラミング言語である。[1][2][3] LLVMコンパイラフレームワークを用いてC言語、C++、Schemeで組まれており、標準ライブラリの殆どは独自に実装した。[4] 2009年に開発が始まり、2012年2月にオープンソースとして公表された。[5][6] 実装の最も注目すべき特徴は性能に有り、完全にC言語で最適化されたコンパイル言語分野での優位性が見られる。
とあります。つまりどういうことか。とにかく速いんです。
他にも特徴はあると思いますが、まだまだ勉強途中ですので、随時更新したいと思います。
他にも特徴はあると思いますが、まだまだ勉強途中ですので、随時更新したいと思います。
2. Julia のインストール
ではさっそく使っていきましょう。公式ホームページThe Julia Languageからdownloadを押します。
そして、以下でインストールをします。このあたりはいつもと同じですね!
私はコマンドラインバージョンをインストールしました。この場合はターミナルを開いて
このようになれば設定完了です!
3. 今回の環境について
今回はターミナルからいろいろするのはやめ、Jupyterという環境を使います。JupyterはJuliaとPythonの名前から来たものならしいですね。全く知らなかったです。
Jupyterを使うのは簡単です。Juliaを起動し、以下のように入力しましょう。
Jupyterを使うのは簡単です。Juliaを起動し、以下のように入力しましょう。
なお、これで失敗するときは
などをするとよいかもです。
成功すると以下のような画面が出てきます。
成功すると以下のような画面が出てきます。
Jupyterの画面
ここから自分の作業したいフォルダに移動し、右のNewからJuliaを選択しましょう。
以上で設定は終了です。
4. サンプルプログラムの実行
今回は画像の出力をやってみます。自分の作業しているフォルダに"01.png"と名前のつくファイルを置きました。
として
とすれば以下のようになります。
これでJuliaから画像を出力することができました!
これからはJuliaを使っての画像処理についても話していきたいです。
これからはJuliaを使っての画像処理についても話していきたいです。