電気刺激装置で筋トレ

画像脈拍計測を予定していましたが,上手く計測できていないのでコンテンツを変更しました. この記事では筋肉に電気で刺激しています.

目次

はじめに

正月休みで体重が増え,ラスベガスでさらに偏った食生活をして,寒くてランニングをしなかった結果,3 kg体重が増加しました,,,
ということで今回は筋トレについてです.

電気刺激と筋肉

以前の記事で筋肉の動きを電気信号として計測しました.
https://lp-tech.net/articles/HtihC
電気によって筋肉が収縮するのであれば,外部から電気を与えれば楽に筋トレができそうです.
こういった電気刺激を利用した筋トレ機器といえばSIXPADですね.
https://www.mtgec.jp/wellness/sixpad/
4万円くらいするようです.

SIXPADが高いなら作ればいいじゃない

ということで,筋肉に電気を流せる回路を製作します.
人間の皮膚のインピーダンスは非常に高いため,電気を流すためには高い電圧が必要になります.
(インピーダンスが高いため,計測できる筋電位は微信号となり,増幅する必要がありましたね.)
高い電圧が長時間かかると体に悪影響を及ぼすので,瞬間的に高電圧を発生させる回路が必要になります.
そのため,今回は電子びっくり箱の回路を参考に回路を製作します.
http://eleshop.jp/shop/g/g401853/
この回路は240 Vを0.04ms発生させることができます.

製作した電気刺激装置

左下の回路が本体で,腕に電気を流せるようにしています.
二つのコイルの電磁誘導によって電圧を増幅しています.

実験結果

電気刺激

スイッチを押す(スイッチの赤色LEDが点灯する)と薬指が動きます.

おわりに

電子びっくり箱(触るとビリビリする機器)を使って筋肉を収縮できることが確認できました.
画像脈拍計測についても進めていきます.
ただし,危険を伴う実験なので行う場合は自己責任でお願いします.